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坂本 幸夫; 遠藤 章; 津田 修一; 高橋 史明; 山口 恭弘
JAERI-Data/Code 2000-044, 191 Pages, 2001/01
放射性物質や放射線発生装置を扱う施設の遮へい計算では、スペクトル計算をすることなく、遮へい計算定数を用いて線量を直接評価する方法が、簡便かつ有効であり、広く用いられている。ICRP1990年勧告の国内制度等への取り入れで今後実効線量の評価が必要となる。本報告は、光子・中性子及びベータ線からの制動輻射線に対して、実効線量を評価するための遮へい計算定数をまとめたものである。単色光子に関して、ピルドアップ係数、実効換算係数、及び線量の透過率を整備した。RIからのガンマ線・X線, ベータ線源からの制動輻射線及び中性子源に対して線量率定数及び遮へい体での線量の透過率を整備した。
坂本 幸夫; 鈴木 友雄*; 佐藤 理*; 平山 英夫*
Journal of Nuclear Science and Technology, 37(Suppl.1), p.484 - 487, 2000/03
点減衰核積分法による線遮蔽計算法の計算精度を向上させるため、線ビルドアップ係数データの算出法の検討を行った。現在ANSI/ANSの標準データとして使用されているPALLASコードによる高原子番号の元素のデータは、高エネルギー線について制動輻射線が前方に放出されると近似しているため、電磁カスケードモンテカルロコードEGS4による結果に比べて過大評価となっている。このため、遮蔽体中での線の挙動をPALLASコードより詳細に取り扱うBERMUDAコードで単一層の鉛における線ビルドアップ係数の計算を行った。低エネルギー領域については蛍光X線の効果、高エネルギー領域についてはEGS4コードで計算した制動輻射線生成マトリックスを組み込むことにより、制動輻射線の効果を考慮した。これにより、BERMUDAコードを用いて低エネルギーから高エネルギーまで一貫して線ビルドアップ係数を算出できる見通しを得た。
竹内 清*; 田中 俊一
JAERI-M 90-041, 47 Pages, 1990/03
PALLAS-1D(V3)プログラムは先に公開されたPALLAS-1D(VII)コードのバリアブル・ディメンジョン版であり、1D(VII)コードはPALLAS-PL、SP-Brコードの改良版である。1D(VII)コードは中性子及びガンマ線の輸送計算を行うが、本コードの特徴は制動輻射線と消滅ガンマ線を含む2次ガンマ線の輸送計算が可能である点である。本報告には入力データ及び出力データの情報とともに幾つかのサンプル計算問題の入力及び出力についても記述がある。